こんにちは、共働き夫婦(妻)です。
はじめての妊娠がわかり、不安でいっぱいだったころ。
ネットを徘徊しまくり色々な情報を集めていくうちに、どうやら「妊娠アプリ」なるものをダウンロードすると便利らしい、ということがわかりました。
ただ、調べてみると意外と種類が多く、どれを選んだらいいのか、いまいちわからない。
同じように感じている妊婦さんも多いのではないかと思います。
私の場合は、とりあえずランキング上位の複数のアプリを試してみることからはじめ、結局、「ninaru(ニナル)」というアプリに落ちつきました。
「ninaru(ニナル)」の良かった点
妊娠週数がすぐわかり、毎日、自分に合った情報が届けられる
アプリをダウンロードすると、出産予定日(または最終生理日)を登録できます。
登録する情報は、基本的にそれだけ。
あとは、ホーム画面に妊娠週数が表示され、スクロールすると妊娠週数に合った記事の一覧が見られます。
キーワードで検索もでき、悩み別に多数の記事が配信されています。
記事はどれも産婦人科医や助産師監修なので、ネットで検索して調べたときの「信用できる情報かわからない」というトラブルがないので安心です。
私も、妊娠中は、どうしてもちょっとしたことで不安になり、ついなんでもネットで検索してしまいがちだったのですが、「とりあえずninaru(ニナル)の記事で大丈夫って書いてあるから、大丈夫だろう」と、気持ちを落ち着けることができました。
記事のお気に入り登録もできるので、妊婦検診の注意事項が書かれた記事なんかは、よく読み返していました。
また、毎日、産婦人科医監修のひとことメッセージが届きます。
こちらも、そのときそのときの悩みや体の変化に寄り添ってくれて、とても励まされました。
現在の赤ちゃんの姿がイラストで毎週(毎日)更新される
ホーム画面には、常に赤ちゃんのイラストが表示されます。
パステルカラーで、やわらかい線のイラストです。
他のアプリだと、可愛くデフォルメされすぎていたり、逆にリアルすぎたりして、なかなかピンとこなかったのですが、「ninaru(ニナル)」はほどよいリアルさと可愛らしさのバランスがとれたイラストで、私の感覚に合ってちょうどよかったです。
妊娠後期(20週以降)に入ってからは、毎日違うイラストに変化します。
赤ちゃんの表情が毎日違うので、アプリをひらくのが楽しみでした。
妊娠期間中のスケジュールが一覧で見られる
個人的には、この機能が本当に便利で、とても助かりました。
縦長のカレンダーのようなつくりで、週数ごとに、やるべきことや、起こりうる体の変化などが一目でわかります。
さらに、リストが関連記事へのリンクになっているので、必要な情報のみをサッと確認できます。
また、今後どのような流れになるのか、必要なものは何なのかもスッキリ整理できるのでオススメです。
「会社への報告」や「産休に入る」といった仕事関係のことや、「パパママ教室に行く」「ベビー用品をそろえ始める」といった赤ちゃん関連の準備、他にも「美容院に行っておく」といったようなママの身の回りのことまでカバーされています。
妊娠期間中のスケジュール感は、定期的に俯瞰で確認しておきたかったので、すごく良い機能でした。
ママたちの体験談を読んだり、投稿ができる
私はあまり利用しませんでしたが、「ninaru(ニナル)」は体験談が充実しています。
自由に投稿できるようなので、毎日どんどん更新されていました。
近い週数の人の妊婦検診レポートなどは共感できる部分も多く、悩みの共有などで安心感を得られるのではと思います。
夫と情報を共有できる
これも便利なポイントでした。
「ninaru(ニナル)」の場合は、パパ向けの姉妹アプリ「パパninaru」というものがあります。
「ninaru(ニナル)」と比べてアイコンが渋いデザインで、男性向けが意識されています。
夫にダウンロードしてもらい、出産予定日を入力するだけでOK。
通常の「ninaru(ニナル)」と同様に、赤ちゃんのイラストが表示されます。
毎日配信のメッセージもちゃんとパパ向けになっていて、妊婦の体の状態や赤ちゃんの成長、妊婦への接し方のアドバイスなどが書かれていたようです。
うちの夫も、
「赤ちゃんはレモンサイズになったんだね」
「マッサージしてあげましょうって書いてあったよ~」
と、毎日楽しそうにアプリをひらいていました。
夫婦で情報を共有しつつ、おなかの赤ちゃんの成長も楽しむことができたので、とてもよかったです。
「ninaru(ニナル)」に足りないもの
便利な「ninaru(ニナル)」ですが、弱点もあります。
私が不便に感じたのは、以下の2点です。
体重の記録ができない
妊娠中、こまめに記録しておきたい体重。しかし、「ninaru(ニナル)」には「記録機能」が一切ありません。
どちらかというと情報の豊富さが強みであり、シンプルゆえに使いやすいのが魅力ではあるのですが、やはり妊婦にとって体重管理は必須。
同時に、私は胎児の体重記録もしたかったので、そこのみを補えるアプリを別にダウンロードしました。
「 母子健康手帳 副読本アプリ 」は、「妊婦体重グラフ」「胎児発育曲線」が記録できるので、サブ的な位置づけで使うのにとても便利です。
発育曲線は、乳児、幼児まであり、 「予防接種スケジュール」 も搭載されているので、産後も活躍しそうです。
妊婦の体重記録機能がついたアプリは多いのですが、胎児の体重を記録して「胎児発育曲線」が見られるアプリは意外とないので、オススメです。
陣痛タイマーがない
陣痛の間隔を記録して病院に電話するタイミングをはかるための、陣痛タイマー。「ninaru(ニナル)」にはこの機能がありません。
こちらも、私はピンポイント機能のアプリを追加ダウンロードすることで補いました。
超シンプルで、サイズはたったの2.6MB。
起動もサクサクなので、陣痛で超おなか痛くてなにも考えられないときも簡単に使えました。
陣痛がはじまり、5分間隔(私の場合は切迫で入院していたので10分間隔)になったとき、出産予定の病院に電話して、病院へ行くかまだ自宅待機するかの指示を仰ぐと思うのですが、その際、「陣痛は何分間隔?」と聞かれます。
私はお産の進みがはやく、陣痛開始から1時間もしないうちに5分間隔になったので、アプリがなかったら冷静に時間を把握できなかったと思います。非常に助かりました。
妊娠アプリによっては陣痛タイマー機能も備えているものもありますが、緊急事態なので、操作が究極にシンプルなこちらのアプリを入れておいたほうがいいと思います。
余談ですが、アプリには記録が残るので、出産後に見返すと「この時間に陣痛が始まったんだな」と、しみじみ思いかえすことができます。
まとめ
結論として「ninaru(ニナル)」をオススメしたいのは、次のような人です。
逆に、「ninaru(ニナル)」以外のアプリの方がいいかもしれないのは、次のような人。
私は、今回がはじめての妊娠で、しかも身内や友人に妊娠の細々したことを質問できる人もいなかったのですが、とりあえず「ninaru(ニナル)」で乗り切ることができました。
実体験として、妊娠がわかってから出産までは、「ninaru(ニナル)」と「陣痛ポン」さえあれば大丈夫です。
記録用に「母子健康手帳 副読本アプリ」もあれば万全。
迷っている方は、ぜひ試してみてください!
コメント